ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するキャラクター「セフィロス」の運用やおすすめアビリティなどについて書かせて頂きます。
FF本編での「セフィロス」
「セフィロス」はFF7、及びその派生作品でもあるFF7AC、FF7BC、FF7CCに登場するキャラクターです。
特殊な出生であるためかフルネームと思われるものは存在せず、各種メディアでも明かされたことはありません。
世界を牛耳る会社「新羅カンパニー」の私設部隊「ソルジャー」の中でも最高の実力を誇る存在で、FF7の世界では「英雄」として扱われています。
誰も寄せ付けぬほどに高い実力と身体能力を誇り、冷静沈着であり勇敢で芯の通った性格も相まって、数多くの人々を引き付けている人物です。
実際彼に憧れた「ザックス」と「クラウド」がソルジャーを目指し、新羅カンパニーへと入社を決意していました。
実はかつて新羅カンパニーが行っていた、星の古代種を復活させるために行われた「ジェノバ・プロジェクト」と呼ばれる実験で生まれた存在です。
セフィロス自身も自分は古代種であると自覚をして育ちましたが、FF7本編開始5年前にそれが嘘であり、自分は宇宙から飛来した生命体の子であると知ります。
そのことで星や世界を憎んだセフィロスは、クラウドの故郷であったニブルヘイムを壊滅させてどこかへ消えてしまいます。
それから5年後、再び現れたセフィロスを追う旅がFF7の本編の目的となります。
銀色の長い髪に魔晄色の猫目、黒いロングコートに大太刀「正宗」、左利きが外見的な特徴部分であり、その端正な外見と冷たい雰囲気から非常にファンが多く、FF7ではクラウドに並ぶ人気であると言えます。
前髪部分になんとなくFF7ヒロインである「エアリス」の面影を見ることが出来ますが、これは初期設定で「セフィロスはエアリスと腹違いの兄妹である」といったものがあったためです。
その他特殊な出生のせいか「アルビノ」であるという設定があり、魔晄を受ける前の瞳は赤か紫ではないかと推測出来ます。
ちなみにFF7本編では一度だけセフィロスと戦闘を共にするシーンがありますが、その際セフィロスはオートで戦闘を行うため、実際に操作することは出来ません。
声優は今まで二人が担当しており、スクウェア・エニックス(当時のスクウェア)が発売した格闘ゲーム「エアガイツ」参戦時には三木眞一郎さんが、キングダムハーツ以降からは森川智之さんが担当しています。
FFRKにおける「セフィロス」
キャラロール:物理攻撃タイプ
装備可能武器:短剣、刀
装備可能防具:帽子、軽装鎧、鎧、腕防具、アクセサリ
装備可能アビリティ:黒魔法☆3、物理攻撃☆5、侍☆5、暗黒☆5
入手方法:ヒストリーダンジョン【FF7】ミッドガル・ハイウェイ初回クリア報酬
物理攻撃をメインとして戦闘するキャラクターです。
一応魔法攻撃も扱うことが出来ますが、低レアしか装備できず、本人の魔力も低いため、装備する価値はありません。
従って、基本的に物理系アビリティをメインとして戦闘を行うことになります。
原作では並ぶ者が居ない程の武勇を誇る英雄とされており、一度だけ来る共闘イベントでも圧倒的な実力で敵をなぎ倒していましたが、FFRKではそんなことはなく、至って普通のキャラクターです。
むしろやや癖がある使用感のキャラクターであり、扱いはあまり簡単ではありません。
火力を出すためにはある程度の工夫が必要となる、玄人向けのキャラクターとも言えるでしょう。
纏える属性は炎と闇ですが、闇属性の必殺技が圧倒的に多い上、レジェンドマテリアも闇纏いのものしか存在しないので、得意属性は「闇」であると言えます。
セフィロスの使い方
闇属性アタッカーとしては高い攻撃力を誇るため、闇属性のメインアタッカーとして運用するのが良いでしょう。
その際に役立つのが「べリオルクローズ」装備時に使用可能となる超絶必殺技「残心」です。
残心は「闇属性の15回連続物理攻撃+一定時間自身に闇属性纏い付与+クリティカル率を50%にする」といった効果があります。
更にこの残心を使うとEXモード「伝説のソルジャー」となり、「一定時間闇属性物理攻撃にダメージ限界突破付与+闇属性アビリティを2度使用する度、次回ターンの闇属性攻撃力をアップ」といった恩恵を受けられます。
闇属性物理攻撃の範疇には必殺技も含まれるため、闇属性アビリティ2回使用後に必殺技でダメージ限界突破付の大ダメージを狙うことが出来ます。
「セトラブレイド」装備で覚える「天照ノ落日」の20連攻撃の前半にも付与出来るため、強力なダメージ限界突破付20連攻撃という破格のダメージを狙えます。
また、普通のアビリティでも高い火力を出せるため、「クリムゾンクロス」などの高火力な闇属性アビリティを使用すれば、伝説通りの高い火力で敵を薙ぎ払ってくれるでしょう。
その他にも、セフィロスはレジェンドマテリア「運命を変えし秘密」で開幕纏い、超絶必殺技「心無い天使」で【重式】纏いも使用することが出来、更にHPが一定以下でトランス状態となれるレジェンドマテリア「ジェノバの意志を継ぐ者」もレコードダイブで覚えることが出来ます。
トランス状態となれば、一定時間攻撃力アップと待機時間三分の一といった恩恵を受けるものの、防御力が低下するというリスクを負ってしまいます。
火力だけはかなり上昇しますが、代わりに脆くなってしまうといった弱点を抱えたもろ刃の剣であると言えます。
弱点は、高い火力を叩き出すことが出来る反面、その条件となるスキルにことごとくデメリットがついているため、非常にリスクが高いことが挙げられます。
火力を出すために必要なレジェンドマテリア「ジェノバの意志を継ぐ者」は先程書いた通り、待機時間短縮に攻撃力アップといった恩恵がついているものの、防御力がダウンしてしまうデメリットがついています。
【重式】纏いを行える「心無い天使」も攻撃力上昇と重式纏い付与が魅力的ですが、反面防御力と魔法防御力を低下させてしまうリスクもあります。
条件を満たせば高い攻撃力で敵をねじ伏せるものの、味方のサポートが無いと防御力低下のデメリットも相まって、驚くほど早く戦闘不能になってしまうこともあります。
防御力が低下する以上暗黒アビリティの中でもHPを消費する「クリムゾンクロス」などとの相性は実はあまり良くありません。
使うと多大な火力が出るため魅力的に映るかもしれませんが、万全を期すなら出来る限りリスクの少ない暗黒アビリティを使用しましょう。
総じてセフィロスは、ハイリスク・ハイリターンなキャラクターであると言えます。
セフィロスのおススメアビリティ
【告死の大鎌】
☆5の暗黒アビリティです。
自身が「死の宣告」状態であった場合、攻撃力が上昇する4連続の闇属性物理攻撃です。
自身を「死の宣告」状態にし、闇属性物理攻撃アップ+攻撃力アップを行える「死中活」と併用しましょう。
死の宣告状態でも敵を屠れるだけの高い攻撃力を持つため、ガンガン死の宣告状態となってアビリティを使いましょう。
【ドレッドウェポン】
☆5の暗黒アビリティです。
リスクがつく暗黒アビリティの中で、比較的癖のない性能を持つアビリティです。
4連続の闇属性攻撃も魅力ですが、与えたダメージの一部を吸収してHPに転化する効果はかなり美味しいです。
耐久が下がりがちのセフィロスにはちょうど良いアビリティとなっています。
【抜刀ノ弐・火閃】
☆6の侍アビリティです。
使用するにはレコードダイブを進める必要があります。
「ニブルヘイムの悪夢」を使用して炎纏いをさせるならこちらがメインウェポンになります。
かまえる状態だった場合攻撃力が上昇するので、「構え・焔月」と一緒に使ってあげましょう。
まとめ
セフィロスは原作の英雄的な戦闘能力に対して、FFRKでは玄人向けのハイリスクハイリターンキャラとなっています。
使いこなすにはクラウドらとは別の意味で味方の手助けが必要ですが、その困難を越えれば闇属性でも屈指の攻撃性能を持つキャラクターとなってくれます。
気が向いたら是非、彼のためにパーティを組んでみてはいかがでしょうか。