ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するキャラクター「イグニス」の評価と使い方、バーストやおすすめアビリティなどについての説明をさせて頂きます。
FF本編においての「イグニス」
「イグニス」はFF15に登場するキャラクターです。
フルネームは「イグニス・スキエンティア」で、名前はそれぞれラテン語で「炎/知識」を由来とします。
日本版では基本的に「イグニス」呼びがされるものの、英語版ではたまに「イギー」という愛称で呼ばれる模様です。
ノクティスの幼馴染にして、幼少期より彼の護衛となるべく教育を受けてきた青年です。
「知識」の名の通り、彼はノクティスの「軍師」として公私ともに支えるべきと定められてきました。
そのため、作中でも作戦参謀として発言をすることがしばしばあります。
性格も冷静沈着で正しく軍師といった風合いですが、なぜかノクティスに対してはどこか世話焼きな「オカン」のような態度で接してしまうことがあるようです。
ノクティス一行の運転手でもあり、ノクティスらの移動手段である「レガリア」という車は専ら彼が運転しています。
車を運転する時や休憩中に缶コーヒーを好んで飲むくらいにはコーヒー好きであることが描写されています。
特に「エボニー」というメーカーの缶コーヒーを愛飲しており、エボニーコーヒーはレガリアのシートの下に常備してあるようです。
趣味は料理と料理レシピの考案であり、旅先で手に入れた食材を利用して料理を作ってくれます。
そしてその料理はバフをつけることが出来るプレイヤーにとっては重要なアイテムでもあったりします。
声は宮野真守さんが担当しています。
FFRKにおいての「イグニス」
キャラロール:物理攻撃タイプ
装備可能武器:短剣、槍、ロッド、杖、投擲
装備可能防具:軽装鎧、鎧、ローブ、腕防具、アクセサリ
装備可能アビリティ:☆4黒魔法、☆4物理攻撃、☆5物理補助、☆3竜騎士、☆5シーフ、☆6シューター
入手方法:ヒストリーダンジョン【FF15】帝国への挑戦初回クリア報酬
物理攻撃タイプと表記されているものの、軍師らしく味方の補助の方が得意なキャラクターです。
能力値は原作通りに平均的な方であり、強いて言うならやや防御面に不安が残るものとなっています。
必殺技の種類はあまり多くないものの、本人のキャラクター性を活かしたユニークなものや、有用なものまで揃っています。
イグニスの使い方
イグニスは味方に対する補助が得意なキャラクターです。
2018年11月現在実装されている必殺技は初期必殺技含めて4つとなっていますが、それぞれに使い道があります。
「ドレインランス」装備時に使用可能となる「アナライズスティング」は6連続の炎&雷&氷属性物理攻撃に加えて、「味方全体のクリティカルダメージをアップ」させます。
オニオンナイトの「封印されし禁断の力」やクラウドの「凶斬り・覇」、ガウの「ほしにくブースト」などでクリティカル率をアップさせている状態なら特に有効な効果を持っています。
「ミスリルランス」装備時に使用可能な「親愛なる料理人」は彼のキャラクター性を大きく取り込んだユニークな技であると同時に、かなり有用な必殺技となっています。
使用すると味方全体に攻撃力アップ+魔法防御力アップのバフに加えてヘイストをかけます。
そして自身がバーストモードになるのですが、このバーストモードが非常にユニークかつ強力なものです。
バーストモード中に使用できるバーストアビリティ名が「ロイヤルメニュー」と「バトラーズクッキング」となります。
端的な説明をすると、「ロイヤルメニュー」で「食材」を自身に溜め(最大2個まで)、「バトラーズクッキング」で蓄積した「食材」を消費し、食材の量に応じたバフを発動させる、といったものになります。
バフは食材0個時の「ほかほか備蓄米にぎり」と1個時の「王様のシチュー」、2個時の「黄金テールスープ」が存在します。
効果は前からそれぞれ「味方単体のHPを割合回復+待機時間1ターンカット」「味方単体のHPを割合回復+クリティカルダメージアップ」「味方単体のクリティカル率を100%にする」というものです。
つまり、多少時間はかかるものの、イグニスは一人で味方単体のクリティカル率アップとクリティカルダメージアップ、待機時間カットを行えます。
他のバフ要員を必要としないという点では、物理パーティに一人入れておくとかなり便利なキャラクターであることがわかると思います。
「アヴェンジャー」装備時に使用可能な「賢者の炎」は10連続炎属性攻撃+炎纏いの他、自身に攻撃+防御バフをかけることが出来ます。
更に、炎属性アビリティを使用した際、自身と同じ列にいる味方全員に次ターン待機時間短縮状態を付与します。
イグニスを前衛に出して、炎属性アビリティを使用すると、前衛の味方全体が待機短縮状態になるのです。
「親愛なる料理人」と違って待機時間のカットは行えませんが、時間をかけずに待機時間短縮を多くの味方にかけることが可能です。
イグニスは「賢者の炎」で炎属性纏いも行っているため、炎属性アビリティで火力を出しやすいのも利点です。
イグニスは必殺技もさることながら、アビリティ面でも補助が可能です。
☆5の物理補助アビリティが使用可能なため、アタッカーの必殺技ゲージ蓄積を補助する「いかり+たくす」が使用できるのです。
流石に「賢者の炎」使用時には有効なアビリティではありませんが、「親愛なる料理人」でのバフを中心として補助を行う型のイグニスならかなり有効です。
味方にバフをたっぷりと盛ってからの「いかたく」で、覚醒奥義やオーバーフロー奥義を使わせる、という戦法を使用することが出来るでしょう。
弱点は「バフ盛りにやや時間がかかる」ことと、「ほぼ物理パ―ティ専門である」ということ、「一人しか強化不可能」であることとなります。
イグニスの「バトラーズクッキング」による強力なバフ料理は単体にしか付与出来ず、味方全体をいっぺんに強化することは出来ません。
そのため、数人で畳みかけたいときは若干困るかもしれません。
バフも「ロイヤルメニューで食材調達」→「食材消費でバフ発動」という手順を踏むため、速攻でバフをつけて勝負をつけるということも難しいです。
更に「親愛なる料理人」のバフに魔力アップはなく、主にクリティカルダメージアップやクリティカル率アップなどの物理向けバフを付与するため、魔法パーティでは待機時間短縮や待機時間カットしか活かせないという欠点もあります。
そのため、イグニスの活躍の場は「一人で火力を出せる物理アタッカーの補助」ということになります。
クラウドやスコールなどの強力な物理アタッカー、ジタンやティーダなどの覚醒奥義持ちの物理アタッカーと組ませるのが最適解であると言えるでしょう。
▼イグニスのおすすめアビリティ
【バーンレイド】
シーフの☆6アビリティです。
使用するにはレコードダイブを進める必要があります。
敵単体に5連続の炎属性物理攻撃を行い、与えたダメージの一部を吸収します。
前衛時のメインウェポンであり、「賢者の炎」の条件を達成するためのアビリティです。
☆6の精錬が間に合わない、生成できない場合は「ソウルバーン」や「ヒートバイト」でも良いでしょう。
【ルビースパイク】
☆5のシューターアビリティです。
敵単体に遠距離武器装備時に攻撃力が上昇する炎属性4連続物理攻撃を与えます。
後列時のメインウェポンであり、「賢者の炎」の条件を達成するためのアビリティとなります。
【たくす】
物理補助の☆5アビリティです。
味方単体に自身の必殺技ゲージを渡します。
必殺技ゲージを蓄積させる「いかり」とセットで使いましょう。
ただし、バースト必殺技を多用しなければならない関係上、他の「いかたく」要員より渡せるゲージは無いと思ってください。
まとめ
イグニスは攻撃よりも強力なバフを駆使して味方を補助するのが得意な補助キャラクターとなります。
「親愛なる料理人」と、同必殺技で発動可能なバーストアビリティで味方単体をがっつり強化し、アタッカーの能力を存分に引き出すことが可能です。
味方全体の待機時間短縮やクリティカルダメージアップも行えるため、物理攻撃系のキャラクターとの相性は抜群です。
バフをかけるのに若干の時間があるため、瞬発力はあまりないのがネックですが、ちょっと時間がかかっても構わないくらいに強力なバフをかけることが出来るのが最大の利点となっています。