ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するキャラクター「フリオニール」の評価、超絶や使い方、おすすめアビリティなどについてまとめます。
FF本編においての「フリオニール」
「フリオニール」は「FF2」の登場人物であり、FF2の主人公です。
FFで最初にデフォルトネームが決定された主人公となりますが、苗字の類は存在しません。
立場は「反乱軍の志願兵」であり、FF主人公中ほぼ唯一の「○○の息子」や「勇者」などの肩書が無い主人公となります。
実の両親も義理の両親も無くしてしまった天涯孤独な身の上であるにも関わらず、FF2の作中では明るく、名言や迷言の類が多くなっています。
さすがにそれではいけないと思ったのか、小説版ではクールに、ディシディアファイナルファンタジーでは正義感溢れる青年にされました。
作中では幼馴染のマリア、女海賊のレイラ、パルムの町のお姉さんにラミアクイーンと、FF主人公の宿命としてかなりモテます。
ただしフリオニールは女性に免疫がなく、奥手である上、当時の容量ではシナリオに限界があったようで、あまり大きな進展が無くエンディングを迎えます。
実は声優が二人存在し、一人目がPS版とPSP版CGムービーで担当した小尾元政さん、二人目がディシディアファイナルファンタジー以降で正式に担当となった緑川光さんです。
現在は完全に緑川光さんがフリオニールを担当しています。
FFRKにおいての「フリオニール」
キャラロール:物理攻撃タイプ
装備可能武器:短剣、剣、刀、斧、ハンマー、槍、格闘、ロッド、杖、弓、投擲
装備可能防具:盾、帽子、兜、軽装鎧、鎧、腕防具、アクセサリ
装備可能アビリティ:☆1黒魔法、☆5物理攻撃、☆3物理補助、☆3物理スピード、☆5侍、☆6シューター
入手方法:ヒストリーダンジョン【FF2】セミテの滝の洞窟初回クリア報酬
物理攻撃アビリティをメインとした戦闘が得意なキャラクターです。
むしろ装備可能アビリティのランクを顧みると、アタッカーとしてしか動けないと思われます。
装備可能武器の種類がかなり多く、後列に下げたとしても火力を下げずに戦える上、装備共鳴を起こさせやすくなっています。
鎧も同様で、大体のシリーズの鎧は装備可能です。
ドレスコードは現在実装されておりません。
多数の衣装パターンが存在するキャラクターのため、現在でも実装が期待されています。
フリオニールの使い方
現状、非常に不遇な主人公キャラクターです。
彼が纏える属性は聖属性なのですが、彼が得意とする侍アビリティには聖属性攻撃が実装されていません。
それどころか、ナイトアビリティも使用不可なため、安定して聖属性攻撃を与える攻撃が「ない」と断定出来てしまう状況です。
一応「フリオニールのバンダナ」装備時に使用可能となる「ファービッドブレイザー」でブレイブ状態になれば、聖属性を含むオーバーフロー付きブレイブアビリティが使用できるようになるものの、ブレイブレベルを上げるためには侍アビリティを使用する必要があります。
ここでも聖属性攻撃が実装されていない侍アビリティが足を引っ張ります。
聖属性纏いを活かすなら、「レッドソード」装備時に習得可能なオーバーフロー奥義「のばらの義士」が必須ですが、オーバーフロー奥義は一戦闘中一回しか使えないのが大きなネックとなります。
「ライトブリンガー」装備時に使用可能となる超絶必殺技「ダブルディフィート」は、聖属性纏いと一緒に攻撃力アップ、行動する度に待機時間が短くなるEXモード【義士】となります。
EXモードは10段階あり、最大1/6まで行動時間が短縮されますが、EXモードが解除されれば行動時間短縮が解除されます。
しかし、EXモード時間中に再びダブルディフィートを使用してEXモードが更新されると、行動時間短縮の段階を引き継いだままEXモードを延長することが可能です。
この特性を生かし、EXモード展開中に何度もエンドアスピルを使用し、必殺技ゲージを高速で貯めて、必殺技を連発するのが基本戦闘形式となってしまいます。
ダブルディフィートには聖属性がついているため、聖属性が無駄にならない数少ない戦法となります。
「サンブレード」装備時に習得可能な必殺技「マスターオブアームズ」は即時発動+聖&無属性攻撃+魔法バリア付与+ヘイスト+バーストモード突入といった強力な効果を持ちます。
更にバーストアビリティの「チェインムーブ」が聖&無属性複合物理攻撃な上、自身の待機時間1回カットという破格の性能です。
魔法バリアでの味方援護や、待機時間カットや即時発動による対応力の高さが光る必殺技です。
では、ダブルディフィートで聖属性纏いを行った後に、マスターオブアームズを使えばよいのかと思えば、全体的に即時発動だったり待機時間カットだったりと、ダブルディフィートの持つ待機時間短縮の強みを消してしまいます。
更に両立させようと思うと、フリオニール本人のエンドアスピルを使うだけではゲージがどうあっても足りなくなります。
つまり、「いかたく」で援護を行わなければならない、ということになります。
それならどちらか一方のみを使用し、それを連発して行った方が強い、ということになります。
この「バースト必殺技と超絶必殺技が互いの良いところを潰し合い、シナジーが持てない」という点が、フリオニール最大最高の不遇点です。
しかも2018年9月22日現時点で、レジェンドマテリアによる聖属性纏いが行えないのも不遇に磨きをかけているところでしょう。
生かそうと思えば生かすことは可能ですが、生かすためにはかなりの愛と努力が必要不可欠なキャラである、というのが現在の見解ということになります。
彼の活躍を望むなら、今後の更新を待ちましょう。
フリオニールのおススメアビリティ
【抜刀ノ弐・火閃】
侍の☆6アビリティです。
使用するにはレコードダイブを進める必要があります。
「かまえる」状態時にクリティカル率が上昇する5連続炎属性攻撃です。
高倍率の攻撃力を誇るアビリティですが、フリオニールは炎属性を纏えませんので、あくまでブレイブモードレベルを上げるためのものとして割り切って使用しましょう。
「かまえる」か「構え・焔月」と一緒に使用してください。
【抜刀ノ弐・冷閃】
侍の☆6アビリティです。
使用するにはレコードダイブを進める必要があります。
性能面・使用目的共に「抜刀ノ弐・火閃」と変わりません。
相手によって使用する方を変えましょう。
ちなみにこちらは「構え・焔月」とセットではなく、「構え・冷月」とセットです。
【エンドアスピル】
物理攻撃の☆4アビリティです。
攻撃と共に必殺技ゲージを多く貯めます。
必殺技をメインにするならこれを使いましょう。
まとめ
フリオニールは現状かなり不遇な面が目立つキャラクターであり、愛と努力が無いと使いこなすことが難しいキャラクターです。
間違っても初心者には進めることが出来ないキャラクターですが、今後の更新によって化ける可能性もあります。
純粋にFF2が好きな人、彼の中に可能性を見た人は、是非とも育てて使ってみてください。