ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するボスキャラクター「テュポーン」の魔石と攻略、おすすめキャラクターなどについて説明します。
FF本編においての「テュポーン」
「テュポーン」とはFFシリーズに登場するボスモンスターです。
名前の由来はギリシャ神話に登場する、ゼウスと肩を並べるほどに強いとされた巨人「テュポーン」ですが、外見はそれとはまったくかすりもしない上、その性格やキャラクター性も全くと言っていい程かすりもしません。
初登場はFF6であり、このテュポーンという存在が完全に確立したのもこのFF6からでした。
ティナら主人公チームが魔大陸という前半のターニングポイントとなったダンジョンに突入する直前に登場します。
この際、度々ティナたちの前に現れ、コメディリリーフのような役割を持ったボスモンスター「オルトロス」に呼ばれて登場する、という演出が取られます。
オルトロス曰く「テュポーン大先生」であり「無口だけどものすごくつおい」のだとか。
実際はそう強くないのですが、パーティメンバーを画面外に吹っ飛ばしてその戦闘中復帰不可にするというアビリティ「はないき」を使用してくる面倒な敵です。
「ものすごくつおい」かどうかはともかく、「無口」であることは確かであり、台詞は「フンガー!」のみとなっています。
ちなみに、まともに戦闘を行えるのはこの魔大陸突入前のみであり、以降は世界崩壊後に登場する「竜の首コロシアム」にてオルトロスの言う「しょーもないもの」を賭けた際に戦闘者を「はないき」で強制退出させる役割のモンスターとして登場します。
ほぼまともに戦闘をすることは出来なくなりますが、姿を見ることは可能ですし、ついでに難しいですが一応倒せたりします。
本編ではその後FF13、FF14、FF1GBA版で登場する他、外伝作品である「チョコボの不思議なダンジョン」では召喚獣としてチョコボの手助けをしてくれます。
FFRKにおいての「テュポーン」
FFRKではヒストリーダンジョン「飛空艇」でオルトロスと共にボスとして登場する他、魔石ダンジョンのボス、魔石としても登場します。
ヒストリーダンジョンでのテュポーン
外見はFF6基準となります。
原作と同じく、最初はオルトロスのみとの戦闘となり、オルトロスのHPを一定量以下に減らすと登場します。
やはり原作と同じく「はないき」を使用し、パーティメンバーをその戦闘から除外する面倒な敵です。
命中率を下げる暗闇を付与するオルトロスも非常に面倒であり、戦いが長引くとはないきでじわじわと追い詰められていくこともあるでしょう。
オルトロスなら雷と炎、テュポーンなら氷と水の強力な技を使用して、さっさとカタをつけましょう。
ちなみに、最初に出てきているオルトロスを一気に倒すと、テュポーンを呼ばせずに戦闘を終わらせることが可能です。
魔石としてのテュポーン
名前:テュポーン
魔石効果
- エンエアロ(魔石を含む味方全体の風属性ダメージアップ)
- パワーアップ(総魔石ステータスに応じて、味方全体の攻撃力アップ)/Lv.50限界突破時に習得
魔石スキル
- しんくうは(敵単体にダメージ限界突破可能な風属性物理攻撃)
- れっぷうさつ(敵単体に3連続風属性物理攻撃)
- なぐる(敵単体に2連続の物理攻撃)
超魔石スキル
【契】はないき(敵単体にダメージ限界突破可能な風属性攻撃+一定時間地属性攻撃力レベルを2段階ダウン)
風の記憶「テュポーン」をクリアすると獲得することが出来る☆5魔石です。
地属性の攻撃力を下げてくれる能力を持った魔石であり、地属性の魔石ダンジョンで攻撃力低下&狂式解除要員として活躍します。
同時に風属性の弱点を突くダメージソースともなり得るポテンシャルを秘めていますので、地属性の魔石ダンジョンに入る場合は連れて行くと有利に戦闘を進めることが出来ます。
ついでに風属性ダメージアップと攻撃力アップの魔石効果もあるため、連れて行くだけでダメージも大きく向上させることが可能です。
継承するスキルとして、バストーンを用意すると、より盤石な地属性耐性をつけることが出来るでしょう。
魔石ダンジョン「テュポーン」攻略
テュポーンは全ての攻撃が防御や魔防無視、HP割合攻撃という特殊な性能のボスです。
そのため、防御系バフが軒並み役立たずとなります。
更に戦闘が長引くと「はないき」を使用し、戦闘からキャラクターをどんどん離脱させていきます。
長期戦は不可能なため、強力な氷属性アタッカーで短期決戦を心がけましょう。
ちなみに、防御or魔防無視攻撃は属性耐性で軽減出来ますので、強力な風&地複合アビリティ「【狂】天地崩壊」対策に、風属性or地属性軽減アクセサリーや魔石スキルなどで対策を取っておきましょう。
はないきは何度かタイミングを見計らって使用してきます。
最初のはないきタイミングは戦闘開始から10回目の通常状態行動時です。
9回目の行動時に使用する「ソニックブーム」前に一定以下までHPを削れなかった場合、10回目の行動時に使用する「はないき」でパーティ全員が飛ばされて戦闘が強制終了となります。
まずここを超えられなければ、そもそもテュポーンと戦えもしないということです。
次のはないきタイミングは、弱状態の2回目行動時、7回目行動時、8回目行動時です。
2回目行動時に隊列3番目のキャラクターを、7回目行動時に隊列2番目の、8回目行動時に隊列4番目のキャラクターを飛ばしていきます。
この際7回目の行動、8回目の行動をする前に超弱状態まで持って行けなければかなり厳しいことになります。
ハッキリ言ってしまえば2回目行動時のはないきはどうあっても防げないと思うので、隊列3番目のキャラクターは飛ばされてもあまり支障が無いキャラクターを配置しましょう。
アタッカーやチェイン要員を配置するなんて、以ての外です。
最後のはないきタイミングは超弱状態の3回目行動時、5回目行動時、9回目行動時、10回目行動時となります。
3回目行動時に隊列の1番目、5回目行動時に隊列の5番目が飛ばされます。
9回目、10回目行動時にもテュポーンが倒せなかった場合、全員強制的にはないきで吹き飛ばされて戦闘が強制終了します。
そのため、「本気モード」を見るにははないきをタイミング良く「ジャンプ」などで回避する必要があります。
上記の行動の癖があるため、アタッカーの配置は隊列の2番目、4番目が推奨されます。
弱点は氷属性です。
持てる力全てを注いで、短期決戦を狙える氷属性メインのチームで挑んでください。
テュポーン戦でおススメのキャラクター
アタッカー…パロム(FF4)、リノア(FF8)、イデア(FF8)、ルール―(FF10)、セラ(FF13)、イゼル(FF14)
チェイン…ラグナ(FF8)、スノウ(FF13)
バフ・デバフ…オニオンナイト(FF3)、パンネロ(FF12)、セブン(FF零式)
白魔法役…ウララ(JOB)
チェイン役はリノア、セラも担えます。
パンネロは白魔法役も兼任することが可能です。
まとめ
テュポーンはヒストリーダンジョン及び魔石ダンジョンにて、非常に特殊な戦法を取ってくるボスです。
その特性を理解し、戦闘を行わないと、何もさせてもらえずに戦闘が終了してしまう可能性があるため、慎重にかつ大胆な試合運びを行わなければなりません。
魔石としては地属性に対して有利を取りやすいもののため、装備やスキルを充実させれば心強い味方になってくれます。
是非ともこの特殊バトルを制して手に入れてみてください。