ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するキャラクター「カイン」の評価と運用、超絶やチェイン、おすすめアビリティなどについての説明をさせて頂きます。
FF本編においての「カイン」
「カイン」はFF4の登場人物です。
フルネームは「カイン・ハイウインド」で、FFの世界では比較的登場回数の多い竜騎士特有の苗字を持っています。
ちなみにカインはFF2に登場した「リチャード・ハイウインド」に次いで二人目のハイウインド姓の持ち主です。
セシルやローザと同じく、登場当時は「バロン王国」の軍人として登場し、バロン王国八軍団の竜騎士団を率いる若き隊長です。
それと同時にセシルの親友でもあり、軍学校の学友でもあります。
父は優秀な竜騎士であり、自身も竜の心を開かせる才能を持つため、弱冠21歳にして一軍を任される程の逸材です。
セシルとは親友であり、非常に優秀な軍人でありながらも、実は内心ではコンプレックスを抱いており、そこをゴルベーザに付け込まれて洗脳を受け、敵として親友と刃を交えることになってしまいます。
しかもそんな展開が二度もあるため、カインは「裏切りキャラ」としてライトプレイヤーからFFファンにまで名が知れ渡ることになってしまいます。
クールで落ち着いた性格の持ち主で、SFC版当時は「フッ」が口癖であり、台詞の枕詞ではないかと思われるくらいに使われていたようです。
しかしその実内にため込んでしまう性格らしく、セシルへのコンプレックスも、ローザへの想いも表に出さず、あくまで親友として冷静に振る舞うことが出来る人物として描かれていました。
台詞はやけに自信家で気障ったらしい印象を受けるものの、その内面はややナイーブで繊細な部分があります。
声優はDS版からつけられており、山寺宏一さんが担当しています。
FFRKにおいての「カイン」
キャラロール:物理攻撃タイプ
装備可能武器:短剣、剣、斧、槍
装備可能防具:盾、帽子、兜、軽装鎧、鎧、腕防具、アクセサリ
装備可能アビリティ:☆5物理攻撃、☆3物理スピード、☆5竜騎士
入手方法:ヒストリーダンジョン【FF4】ミストの洞窟初回クリア報酬
竜騎士アビリティを駆使して戦闘を行う物理攻撃アタッカーです。
装備アビリティや武器の幅が狭めのため、竜騎士アビリティに特化したキャラクターであると言えます。
ドレスレコード実装済みのキャラクターの一人であり、FF4の続編に登場した「聖竜騎士」の姿で戦闘を行えます。
カインの使い方
カインは基本的に雷属性をメインとして戦闘を進めて行きます。
アタッカーとしての性能も癖があるものの優秀な方ですが、まず特筆すべき部分は、雷属性チェインを始動させられることです。
カインは「ランスオブカイン」を使用することで「敵単体に22連続雷属性ジャンプ攻撃+雷属性強化+雷属性リミットチェイン」の効果をもたらす「インパルスドライブ」が使用可能です。
ジャンプ属性の攻撃を加えつつ、雷属性のリミットチェインを発動させるという必殺技となっています。
目を見張るのはリミットチェインが発動可能、というところもですが、攻撃数が22もあるという部分だと思われます。
この攻撃自体はリミットチェインのカウントに追加されないものの、カインがレコードダイブで習得できるレジェンドマテリア「高き天を翔けし竜騎士」と非常に相性が良いものとなっています。
「高き天を翔けし竜騎士」はジャンプ攻撃を加えた回数に応じて攻撃力が上昇するという効果を持っています。
攻撃力は25ヒットで上昇がストップし、最大1.5倍に上昇するため、以降の戦闘では高い火力で攻め立てることが可能です。
カインは「ロンギヌス」を装備することで習得する「ルミナスドラゴン」という必殺技も優秀です。
この超絶必殺技は「敵単体に10連続の雷&無属性ジャンプ攻撃+雷属性纏い+攻撃力&防御力アップ+一定時間ジャンプ攻撃待機時間カット」という効果を持ちます。
ジャンプ攻撃の待機時間カットは、ジャンプ即時着地状態とはちょっと違い、ジャンプの前の待機時間をカットするものです。
こう聞くと若干使いにくい印象を受けるかもしれませんが、実はこのジャンプ待機時間カット、必殺技にも適用されます。
つまり、「ジャンプ攻撃」と書かれた必殺技の待機時間を軒並みカット出来る=必殺技即時発動状態に出来るのです。
しかもその適用時間はターン表記ではなく、一定時間という時間制限ですので、適用時間内なら何度でもジャンプ攻撃の待機時間がカットされます。
カインに「いかり+たくす」でゲージを何度も渡すことで、非常に高い回転率で必殺技が使用できる、ということです。
カインは覚醒奥義、オーバーフロー奥義、リミットチェインを始めとして大多数の必殺技がジャンプ攻撃のため、かなり汎用性が高い戦闘が行えるようになります。
更にカインは先日の4thアニバーサリーフェスにて覚醒奥義が実装されたキャラクターの一人となります。
覚醒奥義「ランスオブドラゴンン」は「ドラグーンランス」を装備していると使用可能となるもので、「敵単体に15連雷&無属性ジャンプ攻撃+雷属性纏い+竜騎士覚醒モード+限界突破レベル2アップ+竜騎士アビリティ3回使用のたびに限界突破可能な雷&風&無属性物理攻撃『雷嵐の槍』発動」といった効果を持っています。
竜騎士覚醒モードによって「竜騎士アビリティ使用回数無限」「竜騎士アビリティブースト」「ジャンプ攻撃の待機時間カット」といった状態になります。
竜騎士アビリティの威力が上昇し、連発がしやすくなる上、ダメージ限界突破や竜騎士アビリティ使用3回毎に高威力の追撃も行ってくれます。
注意すべき点は「ジャンプ攻撃の待機時間カット」なだけであり、「ジャンプ攻撃を即時着地状態にする」わけではないということでしょう。
竜騎士のジャンプアビリティを使用した場合、結局は滞空時間があるため、「サイクロンボルト」を使用しなければ連発は難しいことを念頭に置いておきましょう。
弱点はやはり「竜騎士アビリティの特性と癖」です。
竜騎士アビリティは現状4連続攻撃が最大であり、チェイン稼ぎには若干遅れを取ってしまいます。
更には滞空時間があり、攻撃にラグがあるため、ジャンプの滞空時間をカットするアビリティ「サイクロンボルト」か、「ランスオブアベル」装備時に使用可能な必殺技「プライドオブドラグーン」発動後のバーストアビリティ「竜騎士団の雷血」が必須となってしまいます。
そして、「サイクロンボルト」と「竜騎士団の雷血」はジャンプ攻撃ではないため、カインのジャンプ攻撃待機時間カットの対象外となります。
アビリティ枠や必殺技枠が一つ確定してしまうこと、そしてそれらのアビリティとカインの持つ必殺技効果が少々噛み合わないという点が足を引っ張ります。
そのため、カインの運用の際はいかにしてそのすり合わせを行うかが重要となります。
カインのおすすめアビリティ
【ライトニングダイブ】
☆5の竜騎士アビリティです。
敵単体に滞空時間の長い4連続雷属性ジャンプを繰り出します。
火力は出るものの、ジャンプ攻撃のため攻撃の待機時間は長いです。
短縮する場合は「サイクロンボルト」かバーストアビリティ「竜騎士団の雷血」を使いましょう。
【サイクロンボルト】
☆5の竜騎士アビリティです。
敵単体に3連続雷&風属性攻撃+自身のジャンプを2ターン即時着地状態にするという効果を持っています。
バースト必殺技を使用しない場合、ジャンプの待機時間短縮をこのアビリティで行いましょう。
【エンドアスピル】
☆4の物理攻撃アビリティです。
必殺技ゲージを多く貯める攻撃を繰り出します。
必殺技の回転率を高めてくれますので、必殺技での攻め立てがしやすくなります。
まとめ
カインは癖のある性能を持っているものの、適切にその性能をコントロールして使用すれば高い火力を誇るアタッカーとなります。
特にジャンプ攻撃待機時間カットが非常に強力で、必殺技を連発できる環境にあれば非常に良いダメージ効率で戦闘を行えるようになります。
基本的ジャンプ待機時間カットとジャンプ即時着地状態は切らさないよう立ち回り、戦闘していくのがカインを使いこなすコツでしょう。
使用する際は多少の練習が必要となると思われますので、是非とも使い込んで彼の最大の働きを引き出してあげてください。