ここではFFRK(ファイナルファンタジー レコードキーパー)に登場するキャラクター「セリス」の評価と使い方、超絶やおすすめアビリティなどについて説明させて頂きます。
FF本編においての「セリス」
「セリス」はFF6に登場するキャラクターであり、同作の主人公の一人でもあります。
フルネームは「セリス・シェール」となっています。
ティナを捉えて利用していたガストラ帝国の帝国軍にて、将軍の位を持っていた女性です。
18歳にして非常に優秀な将軍であり、かつて「マランダ」攻略を指揮し、見事陥落させたため、常勝将軍と呼ばれていました。
しかしある時帝国のやり方に疑問を持ったところ、反逆者として捕らえられ、拘束されてしまいます。
そんな彼女を助けたのがロックで、以来彼に協力してリターナーの活動に加わり、帝国へと刃を向けていくことになります。
魔導の力を注入され、人工的に魔法を使えるようになった魔導戦士であり、ティナと同じく多少の魔法を扱うことが可能です。
システム的には攻撃魔法を中心に覚えるティナに対して、セリスは補助魔法を自分で覚えることが出来るため、性能の似通ったティナとは戦闘面で僅かに差別化されていたようです。
その他、敵味方の魔法を吸収してMPに変換してしまう「魔封剣」というアビリティを持っています。
最初期の性格は厳格な女将軍のような雰囲気を醸し出しており、堅苦しい口調と近寄りがたい雰囲気を持った美女として描かれていました。
しかしロックに助けられ、リターナーとして活動を続けるうちにその硬い殻は徐々に取り除かれ、本来の柔らかい一面を見せるようになっていきます。
また、実は歌唱力に優れており、本編のイベントではその力を存分に発揮するシーンも存在します。
ワールドオブファイナルファンタジーより声がついており、担当は桑島紀子さんとなっています。
FFRKにおいての「セリス」
キャラロール:物理魔法バランスタイプ
装備可能武器:短剣、剣、ロッド、杖
装備可能防具:帽子、兜、軽装鎧、ローブ、腕装備、アクセサリ
装備可能アビリティ:☆4黒魔法、☆3白魔法、☆5魔法剣、☆3物理攻撃、☆5ナイト
入手方法:ヒストリーダンジョン【FF6】サウスフィガロの洞窟初回クリア報酬
魔法と物理どちらも扱えるような扱いを受けていますが、アビリティの関係上物理で戦うことになるキャラクターです。
魔法剣と氷属性の扱いに長けており、そのどちらもを補助する必殺技やレジェンドマテリアを習得することが可能となっています。
また、本人の固有アビリティであった魔封剣も、FFRKのシステムに合わせて調整をかけられ、必殺技として実装されています。
現在は入手出来ませんが、ドレスレコードが実装済みで、オペラ劇場イベントの時に着用したドレス姿になることが可能です。
セリスの使い方
氷属性チェインを扱うことが出来るため、氷パーティではほぼ必須であると言えるキャラクターです。
氷属性チェインを発動させる「仲間を求めて」は攻撃力を高めるため、どちらかというと物理パーティ向きとなっています。
自身もバランス系と称されていますが、能力値や必殺技は物理寄りのため、彼女の活躍の場は氷属性物理パーティということになります。
能力値だけを見ると若干攻撃面に不安を持つようなものであり、実際は火力が低めに設定されています。
しかし、それを氷属性チェインや、「ラウンドシールド」装備時に習得可能となる閃技「ルーンナイトの覇気」での「2ターンの間クリティカル率100%+待機時間短縮」といった効果を使ったり、「弱点を突いた際に必殺技ゲージを多く貯める」レジェンドマテリア、「ルーンナイトの神技」で必殺技回転率を上げたりすることで補っているようです。
そのため、能力値以上に攻撃力を秘めたキャラクターであります。
更には原作再現とも言える特徴を持った「魔封剣系必殺技」が光ります。
魔封剣系必殺技は「セリスモデル」で習得可能な「神秘なる常勝の剣」、「アークエッジ」で習得可能な「研ぎ澄ます常勝の剣」、「ラグナロク」で習得可能な「魔封・常勝の剣」、「エクスカリバー」で習得可能な「華麗なる常勝の剣」、「ソウルセイバー」で習得可能な「まふうけん」が該当します。
全てに共通する特徴として、効果に「敵の黒魔法・白魔法(まふうけんは黒魔法のみ)を吸収し、装備しているアビリティの使用回数をどちらか1回復」が盛り込まれています。
これにより一部の攻撃を除く魔法を吸収し、自身のアビリティを回復することで継戦能力を高めてくれています。
上手く使えば、使用回数が少なめの高レアアビリティも使用回数を気にせずバカスカ使うことが出来ます。
その中でも「研ぎ澄ます常勝の剣」には魔法剣アビリティのダメージアップ効果と、魔法剣二連続発動の効果がついています。
「セリスのマント」装備時に習得するレジェンドマテリア「ルーンナイトの妙技」で魔法剣が低確率で二度発動する状態と併用すれば、更なる火力アップが見込めます。
これによりセリスは氷属性魔法剣士という役割でアタッカーとして行動が可能です。
「神秘なる常勝の剣」にはそのような効果はありませんが、自身が氷属性アビリティを使用すると前衛のキャラクターの物理攻撃待機時間を短縮するという補助効果を与えることが出来ます。
こちらでは自身より火力のある前衛氷属性アタッカーの行動を補助することが出来るため、スコールやソラなどの氷属性アタッカーが他にもいる際は有効です。
「ライトブリンガー」装備時に習得可能な「マリアの歌」で攻撃力や魔力バフもかけられるため、味方の火力支援も可能です。
弱点は最初の方にも書きましたが、「火力不足」です。
氷属性物理アタッカーなのですが、スコールに比べると若干火力に劣り、速攻勝負を仕掛けるならちょっとだけ工夫が必要となります。
氷属性チェインや「ルーンナイトの覇気」、「マリアの歌」での支援である程度補うことが出来る他、「ルーンナイトの神技」で必殺技の手数も増やせるため、ある程度は気になりませんが。
それと最大の強みである「魔封剣」で吸収できないアビリティも存在するということです。
あまりに過信をしてしまうと魔法剣使用回数が枯渇したり、吸収が行えなくて狼狽えることもあるため、ある程度は「吸収できなくても仕方ないか」程度の心構えを持っておくか、攻略サイトなどで事前に情報収集をしておくことをおすすめします。
セリスのおすすめアビリティ
【二刀魔法剣・吹雪】
☆6の魔法剣アビリティです。
装備するにはレコードダイブが必要不可欠となります。
敵単体に4連続の風&氷属性攻撃を仕掛けます。
魔法剣ダブルや魔法剣攻撃力向上の必殺技、氷属性纏いなどを持ったセリスのメインウェポンです。
【エンハンスレイド】
☆6のナイトアビリティです。
装備するにはレコードダイブが必要不可欠となります。
敵単体に5連続の聖属性物理攻撃を与え、味方単体のHPを2000回復します。
セリスが聖属性纏いを使用した際に使うと有効なのですが、セリスは基本的に魔法剣を主な武器として使用するキャラクターです。
魔法剣系等の強化が一切乗らないので、聖属性をどうしても使いたい時以外は優先度が低めのアビリティとなるでしょう。
【プロテガ】
☆4の白魔法アビリティです。
装備するにはレコードダイブが必要不可欠となります。
味方全体の防御を倍増させて耐久力を引き上げます。
場合によっては魔法防御を倍増させるシェルガとつけかえて使用しましょう。
他に白魔法役がいなければ採用の価値ありですが、それ以外の場合はあまりつける意味がないかもしれません。
まとめ
セリスは他キャラクターでは「エクスデス」くらいしか使えないほぼ固有の能力「魔封剣」を持っています。
この魔封剣はある程度扱いは難しいものの、ハマれば継戦能力が引き上げられ、他のキャラクターには無い粘り強いアタッカーとしての働きを見せることが出来ます。
使用の際にネックとなるのは火力なので、火力補助やサブアタッカーとしての起用などを考えつつ、使用してみてください。